料理教室のプロになるための条件

いつもブログをご覧頂き
ありがとうございます。

全日本出張シェフサービス協会
代表理事の内田です。

「あなたは料理教室のプロですか?」

と聞かれたらどう答えますか?

・プロフェッショナル
・アマチュア

この違いは何でしょうか?

良く出てくるのが
仕事と趣味の違い。

先にいいますが
今回のお話では
これは答えではありません。

この仕事としてということは
おそらくお金を頂戴するという意味。

趣味というのは逆に
無料・もしくは支払う側のことを
いっているんだと思います。

仕事としてやられていても
プロとして出来ていない方もいます。

例えば厨房でたばこを吸いながら
お客様の料理を作る店主とかでしょうか。

たばこが駄目とか
そういう理由ではありません。

仮にその店主が禁煙したとしても
その考え方ではやはりプロとは言えません。

逆に趣味としてやられていても
プロの視点でやられている方もいます。

この記事では仕事と趣味という
あいまいな表現になってしまう
ような部分ではなく

もっと本質的なところに
注目していきます。

プロとアマの違いとは

料理教室のプロ

例えば調理器具。

最近ではプロ用の調理器具が
アマチュアの方でも
簡単に手に入るようになりました。

扱っている食材はどうでしょう。

これも一般には出回らない
食材というのは確かにありますが

個人でも手にい入れようと思えば
金額は別にして取り寄せることも可能です。

仕事と趣味という答えを外せば
次に一番多い答えはというと
スキルと知識でしょうか。

確かに料理教室の先生を含め
プロの料理人といわれる方々は

アマチュアに比べ
数ランク上のスキルと知識があります。

しかしプロとアマの差は
スキルや知識ということではありません。

じつは明確に違っている部分があるんです。

その1「基本と応用の考え方」

基本に返る

プロは基本に忠実です。
そして絶対に基本となる部分を
捨てずに磨き続けます。

アマチュアは基本を
ある程度マスターしたら
応用にステップアップしようと考えます。

そもそも応用とはなんでしょうか?

「原理や知識を実際の事柄に
 当てはめてもちいること。」

辞書ではこのように書かれています。

あらゆる基本を組み合わせたものが
応用ということになります。

つまり応用とは
基本の延長戦なんです。

例えば包丁。

切れ味抜群の包丁は
鮮度を保ち美味しく
食材を切ることが出来ます。

それは料理をやられる方なら
ほとんどの方が知っていると思います。

しかし、研ぎ続けていますか?
プロは毎日研いでいます。

どんな難しい料理でも
じつはこの基本の組み合わせです。

わかりやすく代表的で
簡単な料理で例を出すと

パスタのような料理は
その基本が出来ていないと
必ず失敗する良い例です。

もしペペロンチーノが
思ったように美味しく出来ない

という方は基本がおさえられてない
可能性が高いです。

ペペロンチーノがうまくいかなくても
トマト系やクリーム系なら
うまく出来るという方も多いはず。

実際に私の教室に通われている
生徒さんも同じような悩みを
持っている方が多かったです。

トマトやクリームなど
材料が複雑になればなるほど
失敗が見分けずらくなるんです。

ペペロンチーノのように
シンプルな料理はその失敗が
大きく目立ってしまうので気付けるんです。

じつはトマト系でも
クリーム系でも失敗しているんです。

本当はもっと美味しく出来るんです。

なので基本をしっかりとおさえて
もう一度トマト系・クリーム系をつくると
全然違うレベルの料理になります。

このような基本の部分は
しばらく放置すると
スキルのレベルが落ちてしまいます。

これに気付けず
応用だけを求めてしまうと

しばらくはうまくいきますが
かならず成長がとまります。

そこに気付いている
プロの中でも一流と呼ばれる
方になるほど基本を大事にしています。

その2「資源の有限・無限の捉え方」

時計

プロとアマチュアでは
有限である資源の使い方に
違いがはっきりあらわれます。

特に違ってくる部分が
「時間」です。

時間は有限です。

そして当たりまえですが
全ての人に同じ時間が与えられています。

もちろん、寿命という
人生のタイムリミットという
話しはしていません。

ここでは誰でも
1日は24時間であり
1年ごとに年齢を重ねていき

若さも体力も衰えてくる
有限の資源という意味です。

アマチュアは
時間も体力も有限である
という自覚が薄い方が多いです。

将来の目標を聞くと

「10年後ぐらいまでには
 自分の教室用のテナントを借りたい。」

ということを言う方がいて

「なぜ10年後なの?」

こう聞いたとたんに
回答に詰まる方が多いんです。

「なんとなく10年あれば
 どうにか出来る気がするから」

という明確な理由がないことが
ほとんどなのです。

だから夢があっても集中できずに
どうしても余計な部分に
時間を使ってしまいます。

こういう方でも頑張っているんです。
確かに時間を捻出して努力しています。

しかし、本当にプロに
なりたければ、何か1つに
集中する覚悟を決めることです。

何か1つに専念するためには、
必要な物以外を切り捨てる決断が必要です。

本当に必要であれば
遊ぶ時間を減らさなければいけません。

さらに必要なら
睡眠時間も減らす
必要があるかもしれません。

もちろん、気分転換は必要です。

ですが、成功しプロを目指すなら
必ず期限を決めて、それだけに
集中しなければならない時期があります。

そしてプロとして成功した人は
必ずこの厳しかった時期を
乗り越えている方達です。

まずは日頃の生活から見直し
必要な時間を確保するためには
どうしたらよいのかを探しましょう。

その3「喜べるか批判するかの差」

不平不満

うまくいかないことがあると
アマチュアの方ほど
誰か他の要因のせいにします。

「収入が増えないのは会社のせい」

「教えてもらったことで結果がでないのは
 その教えてくれた人のせい」
 
「集客出来ないのは立地が悪い」

さらにいえば何もする前から
それは悪いと批判する人もいます。

なにかを褒めるには
そのものをよく理解する
必要があります。

批判は誰にでも出来ます。
なんの情報がなくても出来ます。

例えば集客アップの
セミナーに参加した場合

こういった方々の特徴は

1日1記事ブログを
3ヶ月上げ続けましょう。

という課題を出されたとしても
1ヶ月、中には2週間程度で
集客が増えないと勝手にやめたりします。

3ヶ月やらないのですから
結果が出るはずないのに
それでもセミナーのせいにするんです。

成功者の教えを無視して
勝手にこれはうまくいかないと
判断してしまうんです。

そしてもっと楽な方法を
探し続けることになるので

結局いつまでたっても
集客に成功しません。

プロの方は違います。

うまくいかなかったり
壁にぶつかると喜べます。

なぜなら他と差を開く
チャンスだからです。

基本的には
うまくいかない人だらけなんです。

壁を越えられた一部の人が
成功しているのですから
そもそも大変だとわかっています。

だからこそ
ここを頑張って超えれば
他と差を開けると喜べるのです。

楽して得られるものなら
だれもが得られるので
差が開くわけありません。

厳しい条件だからこそ
差が開き、成功する人と
失敗してしまうひととわかれるんです。

プロとして成功するには

料理人として成功

こうしてみると
プロと呼べるまでに至るには

いかに難しく
厳しいことなのかがわかります。

仕事としてやっている方でも
プロとは呼べない人も多い

ということが
おわかり頂けるかと思います。

だからこそやりがいがあり
成功したたときの喜びや
成果が大きくなるんです。

成功している人は
おのずとプロとして活躍されています。

そしてその方達は
必ずこの大変な時期を超えてきています。

この壁はだれでも越えられます。
ただ途中で諦めてしまう方が多いのです。

確かに一人では
難しいかもしれません。

でも同じ志をもつ
仲間がいれば大丈夫です。

その仲間を探せるかも
成功出来るかのカギとなります。

プロとして成功されている方でも
一人ではなく仲間がいたから頑張れた
という方はたくさんいます。

批判ばかりいうような
アマチュア思考の方達と
一緒では難しいと思います。

一緒にその壁をわくわくしながら
頑張ろう!と励まし合える仲間を
見つけて下さい。

プロとして成功する為の
マインドをつくりましょう。

そして成功している
プロの行動量の
基準値を知りましょう。

そうすることで
あなたがプロとして成功出来る
可能性が一気に高まります。

協会はその仲間と
出会える場所です。

そしてプロとして成功するために
必要なことについて
無料講座でもご案内しています。

まずは成功しているプロは
どんなことをやってきたのかを
知られるだけでも

あなたにとって
とても大きなプラス要素となります。

たくさんの学びを
お伝えしていますので
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内田 裕介

内田 裕介

帝国ホテルで10年勤め出張シェフとして独立。 全国対応の高級出張シェフサービス総料理長として活動中。 ハイクオリティーなサービスを提供する出張シェフを増やし、このサービスをさらに広めるべき、一般社団法人全日本出張シェフサービス協会を設立し代表理事となる。

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