料理教室のレッスンメニューの作り方で間違ってはいけない5つのルール

いつもブログをご覧頂き
ありがとうございます。

全日本出張シェフサービス協会
代表理事の内田です。

「なぜ、その料理を
 レッスンメニューに決めたのですか?」

この質問をすると
意外に回答に困る先生が多くいます。

じつは料理教室の先生だけでなく
レストラン経営者も同じように
明確な答えを返せない方もいるのですが

なぜ、答えられないのでしょうか?

もし、あなたがこの質問に
答えられない場合は

今すぐレッスンメニューの
作り方を見直すべきです。

この記事では
教室を成功させる為に必要な
レッスンメニューの作り方について
詳しくお伝えします。

料理教室の商品とは

商品

まず考えなければいけないことは

「料理教室の商品とは何か?」

おそらくほとんどの先生は

・料理の知識
・料理のスキル

と答えられると思います。

もう少し深く
考えられている先生なら

・新しい出会いを提供する場所
・ストレスを発散出来る場所

というようなことも
出てくるかもしれません。

どれも正しい答えだと思います。

そしてほとんどの教室の先生が
この考えのもと取り組んでいるはずです。

ここでもう一度考えてみて下さい。

「ほとんどの教室が
 同じ商品を売っている場合
 あなたなら何を基準に選びますか?」

この条件だと
まず考えられるのが

「レッスン料金」

同じ商品なら
より安いものを選ぼうと
考える方が多いのではと思います。

そして次に
条件として考えられるのは

「教室の場所」
「好みのジャンル」

となるかと思います。

より近く便利な場所で
自分の習いたいジャンルの
料理教室を選びますね。

このような条件で
商品を販売するとなると

自分の商品が選ばれることが
どれだけ難しいことか
おわかり頂けるかと思います。

ようは生徒が選ぶための
情報が少なすぎるんです。

料金設定で他よりも
安く設定する以外は

場所やジャンルと
偶然の要素に頼るしかありません。

だからこそ
他の教室と違い
プラスアルファのものを

商品に取り入れた教室が
売上を伸ばし続けられるんです。

レッスンメニューを決める5つのルール

では、プラスアルファを用意するには
どうしたらよいのかを詳しくお伝えします。

ルール1「コンセプトを明確にする」

書籍

冒頭でもお伝えしたとおり

「なぜ、その料理を
 レッスンメニューに決めたのですか?」

この質問をすると
意外に回答に困る先生が多くいます。

なぜかというと
明確なコンセプトが
教室に設けられてないからです。

コンセプトとは
その教室のテーマや概念のことです。

そのコンセプトが
教室の特徴になると
いっても良いかもしれません。

たとえば

・ダイエットを意識している方向けの
 低カロリーでも美味しいレシピを
 教えてくれる教室

・化学調味料を使わず
 素材を活かして栄養を
 ダイレクトに取り入れる
 健康のためのレシピ

このようなコンセプトの場合

これだけコンセプトが
はっきりと決まっていれば

おのずとレッスンメニューの決め方も
はっきりしてくるはずです。

大切なことは

・流行しているから
・他の教室で人気だから
・自分が好きだから

どれもレッスンメニューの決め方で
確かに大事な部分になりますが

安易にこれだけの理由で
決めてはいけない
ということです。

コンセプトがなければ
レッスンに特徴が出ません。

レッスンに特徴がなければ
他の教室と比較できずに
埋もれてしまします。

このコンセプトの重要性については

「料理教室はコンセプトの作りが成功のカギになる」

こちらに詳しく記載していますので
合わせてお読み頂ければと思います。

ルール2「好きを最大限に活かす」

料理が好き

ほとんどの教室の先生は
まず教室のジャンルを決めるとき

その料理が好きだから
そのジャンルにしていると思います。

コンセプトの部分で

その料理が好きだから
という安易な決め方ではいけません。

ということをお伝えしましたが

好きで好きでしょうがなくて
その話しをすると周りと熱量が違うため
引かれてしまうぐらいの好きであれば
それは間違いなく武器になります。

それだけ好きと言うことは
料理に対する思いや
そのレシピに対する思いが
レッスンに現れてくるはずです。

それが一つの特徴にもなります。

協会の認定講師の方で

とにかく肉が好きで
鶏肉から牛肉はもちろん

イノシシやシカ
変わり種ならワニなど

肉料理に特化して
成功を収めている先生もいます。

本当に好きなことなら
とことんやれるはずです。

あなたの想いをのせた
レッスンを作ることが出来れば
必ず共感して申し込んでくる生徒はいます。

日本人ならではかもしれませんが
他に合わせてやる必要はありません。

どんどん個性のある
レッスンを作っていきましょう。

ルール3「コピペのレシピは絶対に売れない」

レシピ

レッスン用レシピは
どうやって作っていますか?

レシピ本や
インターネットで調べて
作られていませんか?

それではレッスンは売れません。

レシピ本で調べたなら
レシピ本の情報を伝えているだけ。

インターネットなら
インターネットの情報を伝えているだけ。

これでは教室で学べることは
そのレシピを実際に作れるようになる
スキルだけです。

最近では動画付きのレシピも
増えてきました。

文章からでは見えずらい
具体的な火加減や野菜の切り方など

これらが動画で説明されているので
とてもわかりやすいく、利用者にとって
人気のツールの一つとなっています。

しかも無料で見られるものもあります。

同じ情報なら
無料のものが選ばれます。

だからこそ他にはない
レシピを作らなければなりません。

なにも一から作るということではありません。

あなた独自の何かを
プラスしてあげるだけで良いのです。

例えば料理に必ず使う塩でも

・なぜこの料理には
 この塩を使うのか?
・なぜこのタイミングなのか?
・この塩は他のレシピなら
 何に合うのか?

調理法なら

・電子レンジの方が楽なのに
 なぜオーブンを使うのか?
・なぜ野菜はこの順番で火を入れるのか? 
・なぜ野菜の繊維に沿ってカットするのか?

もっと良いのは

・一般的なレシピだと○○を使うが
 私の場合はこれを使います。

というように

レシピに書かれない
プラスアルファを
伝えることが重要となります。

特に最後の「私ならこれ」
というのは、その教室に通った
生徒しか得られない情報なので

より「お得感」を与えることができます。

・他の教室よりも
 詳しく教えてもらえる。

・ネットや本からでは
 得られないことを学べる。

本やネットで調べて
インプットすることは問題ありません。

それをあなたのフィルターを通して
何かプラスした状態で
アウトプット出来なければ

厳しい言い方をすれば
別の先生が教えても同じになる
ということです。

あなたならではの
レッスンにしなければ
やはり選ばれません。

必ず生徒にとって
お得と感じられるものを
プラスしてレシピを作りましょう。

ルール4「情報を出し惜しみしない」

秘密のレシピ

・次のレッスンにも参加してもらいたい。
・この情報はあまり他に知られたくない。
・全て教えてしまうと
 教えることがなくなってしまう。

このように考えていませんか?

この気持ちとてもわかります。

・リピーターを増やしたいから
 情報を小出しにする。
・自分のノウハウが他に広まると
 自分が優位になれなくなる。
・教えることがなくなると
 レッスンが出来なくなる。

どうしてもこう考えて
しまいますよね?

ですがこの考え方では
一瞬うまくいったとしても
継続してうまくいくことにはならないんです。

なぜかというと
出し惜しみされると
生徒の満足度が下がるからです。

そもそも料理教室に来る生徒は

・料理がうまくなれる。
・知識を増やすことが出来る。
・素敵な自分に近づける。

などと、かなりの期待を持って
申し込みます。

この生徒に対して
期待値以上の満足度を与えないと
次に繋がらないんです。

誰でも経験があるかと思います。

とても感動したり
嬉しかったりしたことは
誰かに言いたくなりませんか?

これは自分が思っていた以上の
喜びや感動を得られた場合に

「誰かにこの気持ちを伝えたい」

という気持ちになるからなんです。

もし期待通りでなかったら
もう一度その教室に通いますか?
誰かにその教室をお勧めしますか?

きっと次は違う教室を選ぶだろうし
誰にも勧めないどころか、最悪の場合
悪い評判を広めてしまうかもしれません。

だからこそ
料理教室でやらなければいけないことは

「毎回すべてを出し切ること」

もっというなら120%でやらないと
期待値を超えていけません。

・予想通り料理がうまくなった。
・予想通り知識を得られた。
・予想通りの自分に近づけた。

こういった感想であれば
生徒さんにとってとても良い
教室だったんだと思います。

じつは、これでは成功ではないんです。

・予想以上に料理がうまくなった。
・予想以上の情報を知ることができた。
・予想以上の自分になることができた。

この「予想以上」という部分が
「期待値を超えた」というところにつながります。

期待値を超えた教室は
次も行きたいと思ってもらいます。
誰かに紹介してくれます。

お客様の期待値を超えることで
次に繋げることができます。

ルール5「一番大切なことは○○」

学び

毎回出し切ることは大変です。

自分の中にあるものを全て出すので
どんどん空っぽになってしまい
教えられることがなくなってきます。

だからこそ先生は
どんどんインプットすることが必要です。

次々にアウトプットするためには
どんどんインプットする必要があるんです。

じつはこれが一番難しい部分です。

そして成功している先生は
先生として必要なことを
学び続けることができています。

多くの人は学校を卒業すると
学ぶ時間が一気に減少します。

仕事や家事などの時間が増える
という理由もあるとおもいます。

逆に仕事のためのスキルや
生活に役立つスキルを
得ることを覚えます。

仕事ならパソコンの技術
家事なら節約という部分です。

もちろんスキルも大事です。

ですがそれ以上に学ぶことが
本当は大事なんです。

スキルというのは
時代や流行によって
どんどん変化していきます。

今まで役に立っていたものが
急に使えなくなったりします。

学びは確実に自分の糧となり
どんな変化にも対応出来る
力が身に付きます。

この考え方の根底に
必要なのがマインドです。

私も勉強は嫌いでした。
料理人として料理の技術を磨き
知識を増やすことが正解だと考えていました。

そして現在に至るまでに
本当にたくさんの失敗をしてきました。

その過去は精神的にも
金銭的にも辛かった時期です。

その経験にプラスして
たくさんの素晴らしい方々に
出会うことができました。

そして学ぶことの重要性を
知れたおかげで今の自分が
存在しています。

おそらく10年は
遠回りしてきたと思います。

そして同じような境遇の方が
本当に多いことにも気づきました。

とても、もったいないことなので
少しでも多くの方に必要な事は何かを
知って頂けたらと思っています。

無料講座では
大切なマインドの部分と
本当に必要なスキルと技術。

料理教室ランキング1位を
取得した方法をお伝えしています。

もちろん隠さず120%で
お伝えしていますので
是非ご登録下さい。

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内田 裕介

内田 裕介

帝国ホテルで10年勤め出張シェフとして独立。 全国対応の高級出張シェフサービス総料理長として活動中。 ハイクオリティーなサービスを提供する出張シェフを増やし、このサービスをさらに広めるべき、一般社団法人全日本出張シェフサービス協会を設立し代表理事となる。

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