料理教室の売上が伸びない3つの理由

いつもブログをご覧頂き
ありがとうございます。

全日本出張シェフサービス協会
代表理事の内田です。

料理教室のデータでは
売上10万円以下の教室が
8割以上と言われています。

売上なので利益ではありません。

利益で考えるとさらに
金額は低くなります。

全国に6万を超える料理教室ですが
売上の伸ばしている教室はごくわずか。

なぜこれほどまでに
売上が伸びない教室が多いのかには
確かな理由があります。

この記事では売上を伸ばせない
料理教室の3つの原因をお伝えします。

売り上げの伸びない教室の特徴

失敗する料理教室

料理教室の売上が伸びないのは
その料理教室のコンテンツに
魅力がないからです。

料理教室の先生は
魅力のないものを作ろうと
考えていないはずです。

どの先生も魅力ある
生徒に求められるコンテンツを
考えて作っているはずです。

ですが魅力がないため
売れないのです。

それはなぜでしょうか?

答えはほとんどの教室は
コンテンツの作り方に
問題があるからです。

特徴1「アピールする要素を間違えている」

食材

一番多い間違いが

「こんな食材を使っています!」

というアピールです。

・オーガニック食材
・無添加野菜
・天然酵母
・産地直送
・食物繊維
・ビタミン

などといった
食材の成分や素材
原材料の良さをアピールしています。

確かにこれらは
アピールできる要素です。

ですが間違ってはいけないのが

教室のコンテンツを
アピールしなければ駄目だということ。

確かに無添加食材に興味があり
そこにメリットを感じている人には
有効な手段といえますが

そこに興味がない人には
選ぶ条件にはなりません。

生徒が求めているのは

・料理が上手になりたい
・自分磨きをしたい
・知識を増やしたい
・レパートリーを増やしたい
・友達を増やしたい

このような部分です。

まずこの部分で求めていることを
叶えてくれる教室を生徒は選びます。

一番良いのは

「求めていることを叶えてくれて
 さらに食材も良いものを使っている」

ということであれば
上手なアピールとなりますが

多くの教室は
食材アピールすることが先にきていて
レッスン内容が後回しになっています。

生徒が求めていることを
アピールすることで集客に繋がり
売上もおのずとアップしてきます。

特徴2「自分目線になっている」

自分目線

料理教室のコンテンツを紹介するときに

・私はこんなに資格がある
・私はこんなに実績がある
・私はこんなに人気がある

というような自分の自己紹介をはじめ

・私の教室の材料は素晴らしい
・私の教室の機材はプロ用です
・私の教室の空間はリラックスできる

というような「私の目線」での
紹介をしている教室がとても多いです。

こちらも特徴1と同じです。

主語を変えて伝えなければなりません。

・生徒はこういう食材を使って学べます
・生徒にはプロ用の調理器具を用意しています
・生徒にはリッラクスして
 レッスンが受けられる空間を用意しています

同じような表現ですが
全然違います。

生徒はどういった場所で
どういった食材を使って
どうやって学べるのかを知りたいのです。

どうしても「私の教室は」という
私目線になりがちです。

「生徒目線」に切り替えて
伝えなければあなたの教室は選んでもらえません。

特徴3「生徒に選ばれる理由が少ない」

メニュー

料理教室のマーケティングで
重要なのは生徒の要望に応えることです。

生徒の要望を考えてみましょう。

・料理を習いたい
・ジャンルはイタリアン
・立地は東京都内
・土日に習えるところ
・女性限定が望ましい

例えばこのようなものが考えられます。

恐らくジャンルや立地は違えど
ほとんどの教室がある程度
応えることができる要望ではないでしょうか?

大切なのここです。

「多くの教室が応えられる」

ということは生徒が
必ずしもあなたの教室を
選ぶ理由にはならないということです。

生徒に選ばれる教室になるには
さらに生徒の要望に応えなければいけません。

・本格的な技術・知識を学びたい
・わかりやすく家庭でも
 簡単に再現できる料理を学びたい
・パーティーなどに出せる
 おしゃれなメニューを学びたい
・恋人や家族に喜ばれ褒められるような
 メニューを学びたい
・料理だけでなく女子力も磨きたい

などなど要望は多種多様にあります。

一つでも多く生徒の要望に
応えられる教室が選ばれ続けます。

ここでもやはり生徒目線になって
何が求められるのかを
見極める必要があります。

売上を上げ続ける教室になるには

料理教室

ここまで料理教室の
売上が伸びないのは
コンテンツに魅力がないから。

そしてその原因として
魅力のないコンテンツを提供している
料理教室の特徴を3つお伝えしてきました。

共通しているのは
生徒目線かどうかということでした。

これを自分で確認するなら

「自分でもそのコンテンツを買うか?」

という視点で考えることです。

意外に失敗している人は
自分でも買うと自信をもって
答えられる人はいません。

自分でも買いますか?と
質問すると自分のコンテンツに
自信をなくしてしまう方がほとんどです。

逆に成功している方は
はっきりと買います!と答えます。

まずは自分自身で買うかどうかを基準に
コンテンツ作りをしていきましょう。

マーケティングやコンテンツ制作は
料理教室をやられている方で
学ばれてない方がほとんどです。

だから全体の2割の方しか
成功していないのです。

成功している2割の方は
その多くが学んでいます。

料理教室は料理が
うまいだけでは成功しません。

コミュニケーション能力が
あるだけでも成功しません。

成功するには
ビジネスとして考えるマインドや
マーケティングなどのスキルが必要です。

協会の無料講座では
そのマインドやスキルを提供しています。

まずは学ぶことから初めてみましょう。

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内田 裕介

内田 裕介

帝国ホテルで10年勤め出張シェフとして独立。 全国対応の高級出張シェフサービス総料理長として活動中。 ハイクオリティーなサービスを提供する出張シェフを増やし、このサービスをさらに広めるべき、一般社団法人全日本出張シェフサービス協会を設立し代表理事となる。

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