料理教室を始める前に知っておくべき3つのこと

いつもブログをご覧頂き
ありがとうございます。

全日本出張シェフサービス協会
代表理事の内田です。

プロの料理人でなくとも、
誰でも簡単に始められる料理教室。

自宅やレンタルスペースを使って、
特別な資格がなくとも手軽に出来ると
副業やお小遣い稼ぎとしても人気の業種です。

ですが、実態はというと
ほとんどの教室がボランティア状態でやっていたり
赤字になっているのが現実です。

では、なぜ、そのような状況に
なってしまっているのか?

今回はその解決策も含めて
お話ししていきたいと思います。

これを知ることで
これから始める方はもちろん
既にやられている方にも

収益を上げ続けることが出来る
教室作りの抑えておくべき3つのルールを
知ることが出来ます。

知っておくべき料理教室データ

料理教室

あなたが、これから料理教室を
始めようとするなら、まず

「どのくらいのライバルがいるのか?」

「どのくらいのお金を得られるのか?」

という数字を知る必要があります。

それを把握せずに始める方が多いのが
失敗する原因の一つでもあります。

失敗しないためにも
まずはデータから見てみましょう。

知っておくべきデータ1:料理教室の教室数

その数は6万教室とも言われています。
非公式の教室を加えると
さらに増えてきます。

つまり、この6万という数が
あなたの教室のライバル数となるわけです。

教室の数がこれだけあるので
他の教室と同じようなことをしても
生徒さんをあなたの教室に集める事は
極めて難しいこととなります。

知っておくべきデータ2:料理教室の平均収入

これだけ多くある料理教室ですが、
実際に収入はどれくらいなのでしょうか?

1ヶ月の平均的な収入としては

10万円以下 80%
20万円以上 10%
30万円以上 7%
40万円以上 3%

 
というデータがあります。

このデータを見てもおわかりの通り、
ほとんどの教室は収入として
10万円も満たない教室だとわかります。

10万円以下とは0円もありますし、
赤字もあります。

じつは、6万を超える教室数がありますが
始めた方の9割は赤字経営だと言われています。

例えば収入が20万円でも
経費で20万円以上かかっていたら
赤字になってしまうからです。

後ほど、収入アップの方法について
お話させて頂きますが
次に教室にかかる経費を見てみましょう。

知っておくべきデータ3:料理教室にかかる経費

料理教室にかかる経費としては

・材料費
・レシピ印刷代
・レッスン中の光熱費
・場所代(レンタルスペース利用の場合)

などは、どの方でも考えているのですが、
多くの方が忘れてしまいがちなのが
あなた自身の人件費を考えていないところです。

レシピを考えたり、材料の調達に行ったり、
集客のためのブログを書いたり、
レッスン当日以外にも動いているわけです。

大体、準備と当日含め、
レッスンに必要な日数は3日間が平均的です。

時間にすると72時間という訳ではありませんが、
1日潰れますからね。3日としましょう。

3日間で1日5時間使ったとします。

時給1000円としても
1回のレッスン、人件費だけで
15000円となりますね。

ここに、さらに先ほど上げた経費を足して
利益を出さないといけないわけです。

登録制のところでやっているなら
最終的にロイヤリティーも考慮しなければいけません。

これら経費をしっかりと把握した上で
教室は運営しなければなりません。

まず、データで料理教室の
ライバル数に平均的な収入について
お話させて頂きました。

次に、料理教室を始める前に
知っておくべきこととして、
失敗する3つの理由から
解決方法と合わせてお話させて頂きます。

料理教室が失敗する3つの理由

料理教室

実際に私は様々な料理教室に生徒として参加し、
成功している教室と失敗している教室を調査しました。

その数は3000教室以上です。

すると成功している教室と
失敗している教室とでは
はっきりと違う部分があることに気づきました。

失敗している理由とはどういったものでしょう。

失敗する理由1:他の教室との違いがない

失敗している教室に
共通しているのは

・特別感がない
・他の教室でも習えるような授業
・リピーターになる人がいない

などが上げられます。

というのも
その教室ならではの特長が
何もないからなんです。

特別感がなく、
他の教室でも習えるのであれば
わざわざ選びませんよね?

なので一度来たとしても
二度は来ないので
リピーターも増えてきません。

成功するには

・高価な食器やプロ用の調理器具が使える
・オリジナルレシピが豊富で
 他の教室では習えない授業内容
・きめ細かな指導で満足度が高い

などがあります。

まずは自分の教室の
特長を見つけてみましょう。

失敗する理由2:レッスン料金の設定が間違っている

どんなに人気で集客に成功していても、
レッスン料を正しく設定出来ないと
思った通りの収入にはなりません。

失敗している教室の多くは
レッスン料金が極めて安いです。
もちろん高すぎて失敗している例もあります。

安ければ生徒さんは申し込みやすくなり
集客しやすいという事は間違いないですが、
利益を出すには、より多くの生徒さんを
集めなければなりません。

自宅の教室は多くても8名定員が妥当。
平均では4名〜6名が多いです。

仮に8名で3000円だと
24000円の売上ですね。

先ほどの人件費(3日間で15000円と計算)を
引くと残り9000円です。

さらにここから材料費や光熱費を引くと
どんなに頑張っても利益が出ません。

どうしても集客を気にして
単価を安くしてしまいがちです。

しかし薄利多売では
個人で教室をやるには
どうやっても利益が出てきません。

薄利多売はやはり資本が大きく
教室数も多い、大手料理教室が
どうしても強くなります。

大手と同じ方法で個人が挑んでも
勝つことは難しいです。

個人に残された戦術はなんでしょうか?

それはレッスン料金を高く設定する事です。

薄利多売を売りとしている大手では
なかなか高額レッスンは売れません。

個人だからこそ
高額なレッスン料でも勝負できます。

もちろん、高く設定して
失敗している教室も多くありますが
それはレッスン価格と授業内容のバランスが
取れていないために、生徒さんは申し込まないのです。

高額レッスンでも集客出来る教室とは

・先生にブランド力がある
・高価な調理器具が使える
・珍しい食材を使ったレシピがある
・他では学ぶことが出来ないレシピ
・おしゃれなテーブルコーディネート
・綺麗な花やおしゃれな間接照明で素敵な空間

このような生徒さんにとって
数々のメリットが用意されています。

こういったものがいくつかあれば
たとえ金額が少し高くても
生徒さんは集客できます。

もう一度言います。

薄利多売では大手に勝てません。
個人でやるなら高額レッスンで勝負をすることです。

失敗する理由3:レッスン日を増やしすぎている

失敗している教室は
集客するために、レッスン日を
増やす傾向があります。

なぜかというと、
1回の利益が少ないので
枠を増やして収入を上げようとするのです。

これが失敗する悪循環の始まり。

枠を増やすと言う事は
その分、経費も増えます。

そして生徒さんにも選択肢が増えるので、
集客が分散してしまう可能性も出てきます。

成功している教室で
毎日やっているようなところはありません。

1回のレッスンの質を上げる為にも
週2日〜3日が限界なんです。

あえて枠を減らして
予約が取れない教室という
アピールをする方法もあります。

失敗する理由を参考に成功する教室作りを

料理教室

ここまで失敗する理由として

・他の教室との違いがない
・レッスン料金の設定が間違っている
・レッスン日を増やしすぎている

上記3つを上げさせて頂きました。

逆に成功する為には

・他の教室との違いを作る
・レッスン料金を高く設定する
・レッスン日は安易に増やさない

と3つ紹介させて頂きました。

「それでもご自身の教室の特長を
どう作ったら良いかわからない…」

「レッスン料金を高く設定したくても
その方法がわからない…」

「レッスン日を減らすのは不安だ」

そのように感じている方は、
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内田 裕介

内田 裕介

帝国ホテルで10年勤め出張シェフとして独立。 全国対応の高級出張シェフサービス総料理長として活動中。 ハイクオリティーなサービスを提供する出張シェフを増やし、このサービスをさらに広めるべき、一般社団法人全日本出張シェフサービス協会を設立し代表理事となる。

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