料理教室を黒字経営にするために今やらなければならないこと

いつもブログをご覧頂き
ありがとうございます。

全日本出張シェフサービス協会
代表理事の内田です。

料理教室の先生の悩みといえば

「集客」

「収益」

この2つだと思います。

集客は最悪でもゼロで済みますが
収益はマイナスとなることもあり
赤字経営となっている教室も多いです。

全国の料理教室のうち
8割の教室が10万円以下の
売上というデータを見ると

ほとんどの教室が
満足のいく収益を上げられていない
ということがわかります。

赤字経営の教室が多い理由

赤字経営

一番の原因は

「業界全体が安価で運営している」

とう部分にあります。

大手企業のように
教室数を増やすことで

薄利多売でも
売上を上げられる方法を

個人の教室でも
取り入れてしまっています。

薄利多売とは
お客様に安く提供する代わりに
より多くの方に買って頂くやり方です。

薄利多売で売上を上げるためには
とにかくコストを削減するしかありません。

材料を大量購入することで
1回辺りの食材費を安くするなど

教室数の多い
大手企業だからこそできる
方法です。

1店舗月に10万円の利益だとしても
10店舗に増やすことで100万円の
利益を出すことが出来ます。

個人の料理教室で
教室数を増やすことは
かなり難しいハードルです。

そのため1店舗となるわけですが
それでも薄利多売の方法を取っているので
頑張っても黒字化することが難しくなります。

コスト削減も個人経営では難しく
食材はスーパーなどで購入されている方が
ほとんどだと思います。

最終的に人件費となりますが
人件費を無視して食材費を上回る
売上を上げられたとしても

それは決して黒字ではなく
完全に赤字だということです。

個人経営者が
黒字経営を目指すのであれば
まず薄利多売から脱却する方法を
模索しなくてはなりません。

黒字経営を目指すために必要なこととは

黒字経営を目指すには

「レッスン料金を高く設定する」

これがまず最初に
やらなければならにことです。

料金の値上げとなると
ほとんど先生は拒否感を示します。

ですが、これを出来なければ
黒字経営は出来ないといって良いほど
かなり重要なポイントとなります。

どなたでもレッスン料金を
上げることはできます。

その方法や正しい
レッスン料金の設定方法については

「料理教室の正しいレッスン料金設定とは」

に、記載していますので
合わせてご覧頂ければと思います。

黒字経営を継続させるためには
レッスン料金を上げるだけでは
安定した収入を得ることが出来ません。

継続させるためには
他にも見つめ直すポイントがあります。

リピート率をあげる

料理教室

料理教室に申し込んでくれる生徒は
新規の方とリピーターになってくれる方の
2パターンです。

これは単発型のレッスンでも
コース制のレッスンでも同じです。

いかにリピーターの方を増やせるかが
黒字経営で重要なポイントとなります。

最悪、単価が低くとも
リピート率がものすごく高ければ
黒字化することも可能です。

それほどリピート率は大事です。

そして黒字化出来ている教室は
間違いなくリピート率が高い傾向にあります。

新規生徒の6割〜7割が
リピーターになってもらえれば
かなり良い教室だと判断できます。

この割合を目指すには
地道にコツコツ続けていくことで
割合も大きくなると考えられがちです。

この地道にコツコツというのは
明確にリピート率が上がる理由が
ないのがほとんどです。

厳しく言えば、なんとなく
続けることで上がっていくという
期待といったほうが良いかもしれません。

実はリピート率は
開業当初から狙って
上げていくことが出来る部分です。

だからこそ最初から
取り組むべき部分なんです。

特別にリピート率アップの方法一部を公開します

リピート率を上げるためには
色々な方法があります。

例えば「宿題」を出すことです。

これは私が以前、少しの期間
とあるポータルサイトを利用して
教室をやっていた時のものです。

宿題だけが要因ではありませんが
皆さんご存じのとあるサイトで
全国一位になることが出来ました。

料理教室

このレッスンでは
アクアパッツァを
教えていました。

アクアパッツァは魚を使うので
スーパーで売っている魚の中から

より鮮度が良く
味が落ちていない
素材を買うための方法を
合わせて教えています。

その方法の一つが
陳列されている魚の向き
そしてその向きから見えてくる
鮮度の良い部位です。

レッスンでは
クイズ形式でやるのですが
ここでは答えまでお伝えします。

仕入れからスーパーの陳列まで

「魚はほぼ100%左向き」

なのをご存じですか?

しかも左向きなのは
販売されている魚だけでなく
料理はもちろんのこと
図鑑の写真まで左向きなんです。

これには色々理由があります。

・日本の伝統的な考え方で
 左側を上位とする
「左上位、左優位」の考え方から。
・日本では昔、右の身を家来が食し
 毒味の結果、安全を確認してから
 上位の者が食していた。
・18世紀のドイツの魚類学者が作った
 魚類図鑑に掲載された図版に倣って。

などなど説は数多くあるのですが
なぜかという理由は
はっきりわかっていないそうです。

説は置いておいて

左向きということは
背骨を中心として考えた場合
右側の身が常に下になることになります。

下になっている右側の身は
体重が常にかかっているので
より鮮度が落ちやすくなるんです。

そのため、切り身で買う場合には
左側の切り身を買った方が
より鮮度と味が良いということを教えます。

「レッスンの帰りに
 スーパーでチェックして
 みて下さいね!」

ということを伝え、
そして宿題として
プラスアルファの部分を出しました。

「鶏肉のモモ肉で
 スーパーに多く陳列されているのは
 右足か左足か?」

これを宿題として出されると
生徒はスーパーまで足を運び
確認してくれると思います。

これは次回レッスンの鶏肉料理に
繋げているやり方の一つです。

次回答え合わせをしましょう
という流れを作るだけでも

リピート率を上げる
一つの方法となります。

先行投資の必要性を考える

自己投資

料理教室は
自宅で気軽に始められます。

そして無料のブログやSNSを使い
基本的にお金を使わなくとも
開業できる特徴があります。

そのせいか
ほとんどの教室は
投資をせずに独学で経営しています。

投資というのは
いわゆる株式投資や
FXなどといったものではありません。

「自己成長」のための
「自己投資」のことをいいます。

自己成長できる先生は
頑張って作った教室の売上を
自己投資に使えます。

自己投資して
学んだ知識やスキルを
次のレッスンに還元できます。

そしてさらに具体的にあげると
無料ツールから有料ツールに
切り替えていくことができます。

有料ツールとは、例えば
自身のホームページを設置したり
メールマガジンの仕組みを
作ったりできるものです。

こうやって投資できると
さらに収益化できる状態となり
投資できる余裕も作りやすくなってきます。

黒字経営はもちろん
成功するには自己投資が必須となってきます。

必ずしも自己投資が
必要という訳ではありません。

ですが成功している先生の多くは
やはり自己投資をされている先生が
多いというのも事実です。

そして一瞬の投資ではなく
継続して投資しています。

なぜかというと

自己成長を止めるということは
現状維持と考えがちですが

「現状維持は衰退の始まり」

だからです。

時代は常に変化しています。
その時、流行しているもの変われば
生徒が求めているものも変わってきます。

その変化対応出来なければ
自己成長は必要となります。

そして満足のいく収益をあげ
黒字経営を継続させるためにも
私は自己投資することをお勧めしています。

料理教室は全国で6万以上の教室数です。
そのうち8割は10万円以下の売上です。

その8割の中でも
赤字経営、もしくは活動を
していない教室が多数あります。

10万円以上の売上を
上げられている教室は
たったの2割です。

この割合が自己投資しているか
どうかと比例している部分も
あると思います。

ビジネスはもちろんですが
株式投資や為替、投資信託でも

学ばずやられる方で
失敗している方は多いです。

趣味の延長で始められる料理教室だから
特に学ばずに始めてしまう方が
多くなってしまうのだと思います。

そのような方が多い業界なのですから
自己投資し、学んだ人が優位になるのは必然です。

どうせやるなら
残り2割の黒字経営を狙える
教室を目指しましょう!

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内田 裕介

内田 裕介

帝国ホテルで10年勤め出張シェフとして独立。 全国対応の高級出張シェフサービス総料理長として活動中。 ハイクオリティーなサービスを提供する出張シェフを増やし、このサービスをさらに広めるべき、一般社団法人全日本出張シェフサービス協会を設立し代表理事となる。

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